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ノロウイルス





ノロウイルスの特徴
病原体及び病原性



@ ノロウイルスはカリシウイルス科に属するウイルスであり、GenogroupT(GT)とGenogroupU(GU)の2 つの遺伝子群に分類され、さらにそれぞれ15 と18 あるいはそれ以上の遺伝子型(genotype)に分類される。
A 潜伏期間は、1〜2 日であると考えられており、嘔気、嘔吐、下痢が主症状であるが、腹痛、頭痛、発熱、悪寒、筋痛、咽頭痛、倦怠感等を伴うこともある。特別な治療を必要とせずに軽快するが、乳幼児や高齢者及びその他体力の弱っている者では下痢による脱水や嘔吐物による窒息に注意する必要がある。ウイルスは、症状が消失した後も一週間ほど(長いときには1 ヶ月程度)患者の便中に排出されるため、2次感染に注意が必要である。
B 感染は現在の検出感度を下回る10〜100 個の極微量のウイルスを摂取することで成立するとされている。また、地方衛生研究所からの報告によると、平成17 年以降の食中毒事例において、原因食品(推定を含む)中のウイルスRNA量が定量された検体は7 例(生かき3 検体、しじみ醤油漬2 検体、大根ナムル1 検体、かやくご飯おかゆ1 検体)あり、定量値は、38.8〜13,000コピー/gであった。



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